京都カワセミクラブblog

夫婦で野鳥や街の写真を撮っています。

汚れたカワセミ

 この日、黒く汚れたカワセミを見つけた。 初めは幼鳥かと思ったが、どうも違う。油か染料が胸から上のあたりに、黒くべったり付いた感じで汚れているようだった。場所は鴨川に架かる勧進橋から少し北へ行った所だった。工場か工事現場などに入って汚したのだろうか? 一年ほど前に『黒スズメ』と呼んだ黒いスズメがいた処の近くなのが少し気になった。 以前の記事 『2021/02/09 謎の黒スズメ』 可哀想なほどの羽根の汚れ具...

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鴨川は、すっかり雪景色

 1月21日は全国的に寒さ厳しく、ここ京都でも10~15cmの積雪があった。同じ京都市内でも南に位置する伏見は多少暖かいはずだが、自宅の周りはすっかり雪に覆われていた。 貴重な雪景色も見たいが、滑って川に落ちたら話にならない。出掛けるかどうか悩んだが、安全に気を配りながら鴨川に自転車で向かうことにした。 メガネをしていても雪が眼に入り、走りにくかったが、幸いにも道路上はほとんど雪は解けていた。でも護岸の上...

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鴨川の工事現場にいた鳥たち

 川にパワーシャベルが入り、川底の土を入れた土嚢袋が並ぶ現場です。 老朽化した護床ブロックの撤去作業が始まって10日余りが過ぎました。川底からはゴロゴロした大小の石や粘土のような土、折れた丸太や廃材以外にも、魚や水生昆虫がたくさん現れたようです。 作業員の人達が何人もいるにもかかわらず、その数メートル離れた場所でカワセミを始め小さな野鳥達が餌取をしていました。 カワセミは土嚢袋だけでなく、むき出しに...

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カワセミの新たな縄張り

 鴨川七條大橋の南側のスロープから松原橋北側のスロープ、約1.4㎞が工事のため通行禁止になりました。 どうしたものかと、さらに北に自転車を走らせました。けれども姿は見られず、今日も空振りかと思いきや、メスのカワセミを400m程南の橋で、オスのカワセミはさらに1.2㎞程南に下った橋で、見つけました。 メスが橋げたからの餌取りをしていました。水面に落ちるように飛んで行った後、姿を見失いました。 帰路に向か...

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鴨川は、ほんのり雪化粧

 この日の京都は、朝方雪が少し残っていた。鴨川の遊歩道が凍ってると嫌なので自転車は止めて、京阪電車で向かうことにした。 祇園四条駅で降りて地上に上がる。思っていたより青空が広がり、良いお天気になっていた。 四条大橋南東角に立つ南座。朝早い事もあり静かな印象。 対岸の南西角には東華菜館本店がある。関西の天気予報で、京都の画像として鴨川と一緒に必ずと言って良いほど放送される場所。東華菜館は、老舗の中華...

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カワセミ撮影の愉しみ

 この日は鴨川の中流に行くと、カワセミがすぐ傍で相手をしてくれた。 逃げることもなく、むしろ向こうから近づいてきてくれる感じで、岸辺のブロックから飛び込んだり、小さなホバリングをする等、餌取りを見せてくれた。 ダイナミックな動きはなかったが、動作が早くカメラで追いかけられず、大した写真は撮れなかった。それでも逃げもせず目の前にいてくれること自体が何より嬉しかった。 普通、川にいるカワセミたちの撮影...

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ドクターイエロー 24秒のショータイム

 鴨川へ出掛ける目的に、カワセミをはじめとした探鳥以外に『電車を見る』と言うのが最近加わっている。電車好きの三歳児のリクエストのためだ。 幼稚園が休みの週末、やはり出掛けることになったが、いつも同じ所(鴨川を渡る鉄橋)では面白くないと同行する娘が言い出した。そこで、いつもの鉄橋から少し離れた場所にある歩道橋へ行くことになった。ネットで調べたらしく、そこは京都の鉄道ファンには有名な場所らしい。(東京...

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カワセミの羽根の色味の違い

 カワセミの羽根の美しさの秘密が構造色にあるとか、光の加減で見え方が変わるとか、よくこのブログでも書いていますが、ちょうど色味の変化が分かり易い例があったのでご紹介します。 同じ日の同じ時間帯の同じカワセミですが、陽射しの辺り具合で色が緑っぽく見えています。 朝10時40分頃、大体普通はこんな感じですが・・・ 角度が浅く、少し陽射しが強くなると、緑色が強く見えます。 時々、カワセミの羽根色が『エメラル...

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綺麗になったカワセミたち

 最近、鴨川で見かけるカワセミたちが綺麗になってきた。夏の終りにはボロボロだった親鳥たちの羽根も、すっかり生え変わったようだし、黒くくすんだ若鳥たちの羽根も、成長して美しくなってきたように思える。 年が明けて、あっと言う間に半月が済んでしまったが、カップリングの時期が少しづつ近づいてきた事が影響あるのだろう。 この先カワセミたちはどんどん綺麗になっていき、良い伴侶を見つけるのに忙しくなってくるはず...

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岸辺のカワセミ

 風の強い、寒い日でした。 鴨川は掘削工事に入り、歩道から岸辺の遊歩道に下りる階段にネットが貼られ、立ち入ることができなくなりました。 水辺の野鳥たちの姿もほとんど見えなくなりました。ユリカモメ、コガモ、アメリカヒドリ、オナガガモ、マガモ、オオバンなど。居残っているのはセキレイ、シラサギくらいです。 こちらも北に撮影場所を変えました。 岸辺の浸食を防ぐコンクリートブロックに、オスのカワセミがとまっ...

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冬枯れの植物園

 ひと月ぶりに京都府立植物園へ行ってきました。 鮮やかだった紅葉もすっかり葉が落ちていました。冬真盛りの1月ともなれば、花らしい花もほとんどなく、正面入り口に飾られた一畳ほどの大きさの、葉ぼたんとパンジーの寄せ植えが静かに出迎えてくれたぐらいでした。 今の植物園は訪れた人に対してある意味、不愛想極まりません。 しばらく先の春に備えているのか、エントランスの花壇や沈床花壇は無防備なくらいに、むき出し...

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ケリのつがい

 鴨川からの帰り道、自転車で走っていると、『ケッ、ケッ』と甲高く鳴く声が聞こえてきました。 見ると、ケリのつがいが冬野菜の菜っ葉が植えられた畑で餌取りをしていました。 地面で獲物をみつけると抜き足差し足で移動して、地面で何かをついばむと、また少し移動します。ケリは、チドリの仲間では一番大きい鳥です。小型のコチドリやイカルチドリの歩きをスローにしたような歩き方です。 ケリは雌雄同色で、雌雄の見分けは...

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カワセミの背中

 冬枯れの岸辺で、陽射しを浴びてひときわ青く輝く背中。鴨川の葦原に一羽のカワセミが留まっていました。 この日は天気のいい午後でした。カワセミの背中は何度見ても見飽きず、いつも魅了されます。 頭から尾の先まではコバルトブルー、背中は鮮やかな空色が強い金属光沢を放っています。 カワセミの背中は、光の具合でいろいろな青い色に見えます。夕暮れなどで陽射しが傾いてくると緑がかって見えることもあります。 色素...

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鴨川工事でカワセミは

 今年の1月5日から鴨川の河川修繕工事が始まった。工事区間は五条(松原橋)から七条(七条大橋)の間で、期間は3月末までの予定だそうだ。ちょうど今撮影しているカワセミの餌場がある所で、ホバリングのポイントも含まれている。これは困った話だ。予定された公共工事なので嘆いても仕方ないが、まずは様子を見に行くことにした。 川に出ると案の定、川辺の遊歩道に降りるスロープや階段に、通れないようにきっちりネットが張...

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背高泡立草とカワセミ

 夏頃から急に背丈をのばし始め、秋には黄金色の花が咲く背高泡立草(セイタカアワダチソウ)、名前の通り雑草の中でも背が高いです。優に2mを超えているものもあり、在来種のススキと繁殖率を争っているそうです。 冬には勢いが衰え、脱色したような色になり、乾燥しきった茎は木質化して、カワセミには止り木となっていました。 カワセミのオスが飛んで来て止まったのは一本の枯れた背高泡立草です。風に揺れることも少なく...

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オカヨシガモ? ヨシガモ?

 鴨川の中流でカモの群れを見つけました。以前見かけたオカヨシガモの小集団でしたが、6羽から11羽になっていました。 おや、オカヨシガモの中に一羽不思議な色形の個体がいました。オスの換羽も終わる時期だと思いますが、こんなオスの個体を見たのは初めてです。 まず、頭のグリーン、そして首輪の黒い線、その色はヨシガモのもの。けれども、尾筒(鳥の尻)は黒く、足の色がオレンジなのはオカヨシガモ。 そして三列風切は...

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水嵩が多い時のユリカモメ

 この日の鴨川は水嵩が増えていました。 水位が上がり波立つ日は、ユリカモメは定位置にとどまることができません。流れが速く下流に流されては上流に向かって飛びます。100m程の移動を、行きつ戻りつしていました。 橋桁近くまで流されては羽ばたたき、低空飛行で元の位置まで戻り、足を前に出し着水し、水飛沫を上げています。 こんな日はユリカモメはどうやって餌取りをするのかと見ていると、時折頭を水中につけ、流れてく...

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葦原のカワセミ

 鴨川の中流を散策していると、ここを縄張りにするオスのカワセミが葦の茎に留まっているのを見つけました。土手から見ると、一本の折れた茎の先に留まっていて、よくそんなところに留まれるものだと思います。 橋の上から撮影すると、葦原の様子がよくわかります。 枯れ葦の茎は雨量が増えると、倒れたり、先端が折れたり、大きく横に伸びたりしているのもあります。 ここ最近冬空は気分屋でうつろいやすく、灰色の大きな雲が...

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カワセミとJR西日本221系

 JR西日本の221系と言う電車をご存じだろうか? 関西在住でJRを利用されている方以外は多分馴染みのない車両だと思う。私の場合、リタイアする前は京都から大阪や滋賀に通うとき、良く乗っていた車両だった。当時は東海道本線の快速電車として運用されていたので非常に馴染み深い。運用開始は1989年3月だそうで、もう30年以上の運転実績があるものの、白い筐体にベージュの帯が未だに気品を感じさせる。 その古い電車がどうした...

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雪に舞うユリカモメ

 雪の日にユリカモメが飛んでいました。 鴨川の岸辺、町屋が並ぶ景色に不思議と溶け込みます。 ユリカモメはロシアのカムチャッカ半島からやってくる個体が多く、3,000kmもの距離を移動してくるそうです。ユリカモメが北の国から渡って来る場所は、親から子へと伝えられていて、冬を越す場所は群れによって決まっていて、毎年同じ場所に同じ群れがやってくるそうです。 京都市内の川は浅瀬が多く、ユリカモメが良く魚を獲って...

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八坂神社で初詣

 初詣に祇園の八坂神社へ行ってきました。コロナ前と比べるとはるかに少ない人出でしたが、それでも結構賑わっていました。 八坂神社は、2020年12月に本殿が国宝に指定されています。日本三大祭りの一つ、祇園祭の主催社としても有名な神社ですから、むしろ今まで国宝になっていなかったのが不思議に思えます。 境内に入ると道が狭くなり、かなりの密状態だったので、北門の方へ回って本殿に向かいました。こちらも屋台が並び、...

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雪の鴨川

 まだ数日しか経っていないのに、何故か昔の事のように感じる去年の大晦日。この日は鴨川の岸辺に雪が舞っていた。 出掛けた時、南側はまだ明るい空が広がっていた。でも、北から重たい灰色の雲が迫っていた。正月なれば探鳥に出辛くなるし、短時間なら何とかなるかと自転車で鴨川の河辺を走った。 ユリカモメやカモの群れを眺めながら、鴨川の中流域に到着。橋脚の近くでカワセミを発見。中洲の石に留まっていたが、寒いのか羽...

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ススキの穂に揺れる心 ~ 後編

(前編からの続き) 葦に留まっていたカワセミのオス。餌取りにも余念がありません。 急に鳴き声がにぎやかになったかと思ったら、メスのカワセミがやって来たようです。オスのカワセミと2羽が橋げたに並んでとまっていました。 縄張り争いの危機感を帯びた鳴き声ではなく、春先の鳴きかわすような声でした。その後、橋げたから2羽は別々に降りて来て、川辺で少し距離をとって、短い鳴きかわしをし、オスは南に去っていきまし...

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ススキの穂に揺れる心 ~ 前編

 重苦しかった冬空に陽が差してきました。鴨川の川辺には、数本ずつ点在するススキが風に揺れています。その周りは白く乾いた葦が密集する枯れ葦原なっています。 最初に見つけたのはメスのカワセミで、橋の下で餌とりを始めました。低い杭から狙っていたかと思えば橋げたの高い位置からも狙います。そのうち姿を見失ってしまいました。  次に見つけたのはススキにとまるオスのカワセミ。ススキの白く乾いた穂はカワセミのわず...

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あけまして おめでとうございます

 あけまして おめでとうございます。 旧年中は、京都カワセミクラブHP & blogをご覧頂きましてありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。 コロナ禍の折、未だ辛い日々が続いておりますが、どうぞご自愛ください。 さて寅年という事で・・・ 良い写真はないかとストックを探したのですが、動物園の檻の中で寝てるのばかりでした。唯一目を開けていたのがこれです。 寝ぼけマナコでもどこか威圧感がある...

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ちょっと邪魔なんですけど

 レトロな鉄道橋の下を縄張りにしているカワセミ、頑丈なレンガの橋げたは鳴き声が良く響き、居場所を教えてくれます。 この日は、雪が降る寒い日でした。 カワセミが魚を狙っている真下に、コサギが飛んで来て餌とりを始めました。 コサギはカワセミのことに気づいておらず、足を震わせ橋げたの下に潜む魚をおびき出そうと躍起になっています。その都度、カワセミの小さな赤い足はチョコチョコと歩を刻み、位置をずらせます(...

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X'mas決戦 ~カワセミバトル再燃

 鴨川で探鳥した帰り道、威嚇し合っているカワセミを見つけた。二羽とも下クチバシが赤いメスのようだった。 初めは互いの距離を詰めたり離れたりして様子を見ている感じだったが、発見してから5分後、片方のカワセミが相手の頭にかみついた。 噛まれた方は振りほどこうと体をよじって抵抗するが、噛みついた方は簡単には話さなかった。しばらくは噛みついたまま飛び上がったり、体を振り回したりしていた。ついには噛みついた...

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2羽のタシギ

 水草で出来た中州に2羽のタシギがいました。単独では時々見かけますが、ペアでいるのは珍しい気がします。壮んに地面を突ついてエサを漁っていました。 タシギは、体長27cm。背面は黒褐色・黒色・褐色・白色などの細かい模様をしています。そのため枯草の中にいると見つけられないこともよくあります。泥地を好み、水田、蓮田、湿地、池沼畔などにすんでいます。シギの仲間ですが海岸の砂浜や干潟に行くことはありません。くち...

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逆光のホバリング

 この日もカワセミのホバが見たくて鴨川へ行ってきた。空には雲一つない良いお天気で陽射しも強かった。電車で行っていたので普段行った事のない鴨川の西岸に渡ってみた。自転車で行くと意外に対岸へ渡りにくい事もあったりするが、今日は徒歩なので階段を登ればすぐ行けた。 見慣れた景色も、対岸から見ると結構違って見える。(牛若丸と弁慶の戦いで知られた橋の上からの鴨川の眺め)(河原から飛び立ってホバリングを始めるカ...

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ホバ好きのカワセミ

 冬が近づいて冷え込みが厳しくなり、分厚いダウンを着込んで鴨川に出掛けるようになった。ただ嬉しい事に以前と比べて、カワセミとの遭遇機会が増えてきたように感じる。 最近になってやっとホバリング好きのカワセミに出会うことが出来た。ただ12月の中旬に、ホバを撮り損ねたカワセミはオスだったが、今、目の前で空を舞っているのはメスだ。同じ場所なのにカワセミは入れ替わっていた。 このカワセミ、ホバリングを頻繁にや...

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カワセミのダイブと縄張り

 前回、余計な話が長くなってしまったが、本当は鴨川の橋脚からの飛込みの記事を書くつもりだった。もちろん鴨川の中にライ麦畑があるはずはなく、川の中州で黄色く黄葉した、多分チガヤが背景にあったのがそれっぽく見えただけだ。 ここ最近はカワセミたちが鴨川流域に広く分布し始めた気がする。大体1km前後の範囲にカワセミが一羽づついて落ち着き始めたような気がする。ただ明確に縄張りが決まっているわけではないようで...

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ライ麦畑でつかまえて ~去年のクリスマスの頃

 ライ麦畑でつかまえて・・・ ブログの記事を書こうと、12月20日に鴨川で撮ったカワセミの写真を眺めていると、この言葉が浮かんで頭から離れなくなってしまった。 ご存じの通りアメリカの作家サリンジャーの小説だが、1950、60年代生まれで、本好きだった人ならきっと書名が記憶に残っているではないだろうか。 椿に聞いたら、買って持っていたと言う。でも結局、読まなかったので内容はわからないそうだ。自分はと言えば、印...

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ユリカモメがやって来た

 今週、ユリカモメが入っているという情報を聞き、去年鴨川でみた場所に自転車を走らせました。初冬の紗のかかったような朝、冷たい張り詰めた空気の中、数羽が水面で戯れるように餌とりをしていました。 あたりを見渡すと、すぐ北には40羽ほどの群れが居ました。まだクチバシと足に黄色みが残る幼鳥も3羽混じっていました。 成鳥の翼ははグレー一色ですが、幼鳥は翼に斑点のように見える模様が羽先にあります。岸辺でパンを...

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鉄道橋下の住人

 前日にカワセミのホバリングを撮り損ねたので、再度、鴨川を訪ねた。川べりの道を自転車で走っていると、鉄道橋の下でカワセミを見つけた。まだ目的地まで1km以上あったので、多分、別のカワセミだと思うが良く分からない。 ここは日本の大動脈が通る鉄道橋で、特急から貨物列車まで様々な列車が通過する。列車が通る時の振動と騒音も半端ない。おまけに見た目は御覧の通りで、橋脚の下側はサビか塗料か分からない赤茶けた色...

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お洒落なオカヨシガモ

 オカヨシガモを見つけたのは、ヒドリガモの集団に交じって泳いている時でした。何の違和感もなく、数羽はヒドリガモと行動を共にしていました。 地味な色合いのオカヨシガモは、ヒドリガモの大集団や、他のカモに混じっていることが多いので、気づくのが遅れます。 するとそこへ猛禽のチョウゲンボウが現ると、急に騒々しく飛び立ちました。(チョウゲンボウに追われて飛び立つヒドリガモ) 渡来時に一緒だったヒドリガモの群...

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カワセミのホバリングは・・・

(前回の続き)鴨川を歩いていると、葦に留まるカワセミを見つけた。 岸辺の葦に留まるカワセミは、とても美しく、愛らしく見えた。少し逆光気味だったので、カワセミの輪郭に沿うように光が回っていた。 カワセミの姿を眺めているだけでも楽しかった。こういう場面では、カワセミがどういう動きをするか分からないので、カメラを構える時も少し緊張する。また他の撮影者が多い時には、うっかり鳥を飛ばすとまずいので色々気を遣...

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やむなく鴨川へ向かうと・・・

 カワセミに会いたくて、枯れモミジの池へまた行ってきた。11月20日から既に一か月近く、カワセミはいつもいてくれた。だが、この日はどうしたことかいくら待っても姿を現さなかった。(エナガ) 嫌な予感は多少あった。前日に別のカワセミが現れて追いかけ合いをしていたからだ。ただ単に訪問した時間帯が悪かったのか、またはカワセミたちを取巻く環境に何か変化があったのか・・・。 エナガやヤマガラなどを撮影して時間を過...

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池のカワセミ~意外な訪問者

 モミジが散った池に行くと、この日もいつものようにカワセミは魚取りに興じていた。これほど安定してカワセミがいる場所は最近では珍しい。 おっ、軽やかな身のこなし。好いねえカワセミ君・・・ などと喜んでいると、得てして厄介な事も起きるもので・・・ 斜め上方を見つめるカワセミ。カワセミの好きなポーズの一つだが、この日は意外な訪問者があった。 カワセミがいきなり飛び立つと、そのすぐ鼻の先を別のカワセミが飛...

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カワセミが岩場で飛込む

 池のカワセミの続きです。 池の真ん中にある岩に留まったカワセミが餌取りに池へ飛び込みますが、岩の反対側へ飛び込むと何も見えません。でも、うまくすると・・・ わずかに見える水飛沫。これに続くのは・・・もちろん浮上してくるカワセミ。これはこれでカッコいい! とは言え、やっぱり撮影して楽しいのは、前から見るオーソドックスな飛込みです。場所を変えて・・・獲物を狙い澄まします。ターゲットが定まると一気に飛...

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枯れモミジとカワセミ

 紅葉が綺麗だった池で再び、カワセミを撮影した。綺麗な時期は終わってしまったが、茶色く縮れた葉っぱは沢山残っている。 留まる場所によっては枯れたモミジにカワセミが埋もれたように見えることもある。ただそれも今だけのようで・・・ 美しかった樹々もあちらこちらで、枯れては散って、枯れては散ってを繰り返している。大分、葉が落ちてしまった。 見様によっては、すっきりした景色になってきたが、結構細かな小枝が残...

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鳥の群れ

 12月に入ってから、鴨川南部や西高瀬川下流域にオオバンの群れが集まってきている。月初は40羽程度だったが、多分この辺りだけで100羽近くになってきた。先日行った賀茂川(鴨川上流)と比べると随分にぎやかだ。 京都では、オオバンは冬鳥で夏はいない。日本国内では関東以北で繁殖するようだ。多分、間もなくグループが細分化して上流にも増えていくのだろう。 近年、オオバンの個体数が増えてきているらしい。確かに10年...

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翡翠と散り紅葉

 紅葉が映える池にいたカワセミを20日ぶりに訪ねてみた。居ないかもしれないという不安があったが、到着してすぐにカワセミが見つかった。 相変わらず懸命に餌取りをしていた。鳥までの距離が近い割に岩や木に隠れてしまい飛び込む姿が中々上手く撮影できない。この日は小雨もチラつく暗いお天気で尚更だった。 以前と違い、今は紅葉の大半が落葉して、池には枯葉が積もっていた。寂しい気がするが既に12月の半ばなのだから仕方...

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賀茂川と植物園の野鳥

 12月9日、快晴のこの日は野鳥半分、紅葉半分の目的で京都府立植物園に向かいました。 この日は地下鉄をひと駅手前の北大路駅で降りて、賀茂川の様子を見に行きました。岸辺に着くと、いきなりカワセミを発見。 しばらく対岸の茂みに留まっていましたが、小さなホバリングをすると川へ飛込んで、その後見失ってしまいました。 そして目の前にいたカイツブリが走り去ってしまうと、辺りに鳥の気配がなくなってしまいました。 ...

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伏見稲荷大社の紅葉 ~もっと早く行けば良かった

 前回の植物園と下鴨神社の様子から、まだ紅葉いけるかもと、この日は伏見稲荷大社へ行ってきました。 伏見稲荷はここ数年で世界的な観光スポットとなり、人でごった返していましたが、コロナ禍以降、元の静かな風景に戻りつつありました。 伏見稲荷は、自宅から歩いてでも行ける程度の距離にあり、初詣などいくつかの行事で訪れる慣れ親しんだ場所です。実際、地元と言って良いほどの身近な存在です。 話を紅葉に戻すと、東山...

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京の残り福 ~ フウの木の紅葉

 京都府立植物園の南東部に『あじさい園』があって、そこの入り口にフウの巨木がある。多分高さが2、30m近くあってとても大きい。 この木は府立植物園の中で、一番遅く紅葉する木になるそうだ。2004年~2007年に園長だった中村幸男さんは、真っ赤になったこの木を見る度に、『京の残り福だな。』と呟やいていたそうだ。 府立植物園の開園は1924年1月で、およそ98年になる。このフウの木はその当時からあったらしく樹齢は100...

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紅葉のピークが過ぎても ~京都府立植物園

 多分、今年最後の紅葉見物になるのかなと思いつつ、12月9日に京都府立植物園に行ってきました。 植物園の紅葉はピークをすっかり通り越し、葉も枯れて落葉が進んでいました。ただ降り積もった落葉が地面を赤く染めていて、これはこれで代えがたい美しさです。元々のレイアウトが良いせいで、絵になる場所が多く楽しい撮影が出来ました。 御覧の通り落葉が進んでいますが、腐っても鯛と言うか、往年の名女優と言うか、まだまだ...

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コガモのエクリプス

 秋口、川面に栗色と緑色のオシャレなデザインの頭をみつけると、今年も渡ってきたんだなあと嬉しくなります。この秋口はエクリプスの羽色の変化を見ることができました。(12月初旬) 渡来してきた直後のコガモは、茶色っぽい羽毛で雌雄の見分けがつきません。さらにどれもクチバシは付け根が黄色です。基本、オスのクチバシと足は黒、体は灰色がかっています。メスのクチバシは付け根が黄色で、体は全体的に褐色です。 エク...

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昔のカワセミ

 古い写真を整理していたら、12年前に山科川で撮ったカワセミの写真が出てきた。岩にただ留まっているだけだったが、カワセミの背中の青色が新鮮だった。 最近はこういう感じの写真を見てないなあ、とふと思った。使用機材はカメラがEOS 50D、レンズはEF400mm F5.6で、代替わりしているが今でも使っている機種だった。 どうも最近キリっとした写真が撮れていない。カメラは発売されて10年以上経っているので、ピントやら何やら...

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下鴨神社・糺の森の紅葉

 前日の京都御苑に続いて、下鴨神社(加茂御祖神社)に行ってきた。ここは遅い紅葉で有名なので、12月に入った今頃なら丁度良いかもしれないと考えた。 下鴨神社境内の南側は、『糺の森(ただすのもり)』と呼ばれ、古代から今に続く原生林となっている。樹木の種類はムクノキ、ケヤキ、エノキ等が中心で、後に植林されたクスノキが大きく育っている。モミジのように真赤に紅葉する木々は少なく、黄色味の濃い紅葉が多い。 本殿...

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京都御苑の紅葉

 11月末に風邪をひいて数日寝込んでしまった。今年は紅葉の名所を片っ端から観てやろうと思っていたが、あれよあれよと時は過ぎ、東山方面の一部を回っただけで師走に入ってしまった。 ああ今年のモミジも終わりかなあと嘆いていたが、せっかくの週末なので家族を連れて京都御苑に向かうことにした。 地下鉄の丸太町駅で降りて、南側から御所に入ると、閑院宮邸跡も拾翆亭も改修工事をしていた。中には入れたものの、工事用のフ...

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