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京都カワセミクラブblog

夫婦で野鳥や街の写真を撮っています。

カワラアカザを食べにくるカワラヒワとスズメ

 カワラアカザはアカザ科の一年草。11月末になると群生が赤く色づき、川原の雑草の中でひときわ目を引く。冬になると枯れていくが、先端には1,2ミリの実がびっしりと残っている。この群落では、この実を食べにくる鳥はカワラヒワとスズメ。今日も水分をなくし倒れた茎に次々に群れで舞い降りる。 カワラヒワの風切羽の付け根は黄色、嘴のピンク色、くっきりとしたM字の尾羽、スズメより少しばかり小さい。この川渕の5mほどの...

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25分のショートステイ

 今、自宅には北海道から娘と孫が遊びに来てくれていて、賑やかで楽しい時間を過ごしている。この日は昼食も兼ねて植物園へ散歩に出かけた。家族が広場で遊んでいる間に、ちょっとだけカワセミ撮影へ。 やはりと言うか、カワセミ君は奥の茂みで休憩中。でもこの日はタイミングが良かったのか、チチチッと鳴き声を上げて池へ飛び出すと、すぐに餌取りを始めた。あちこちを飛び交いながらも、自分がいる場所のすぐそばに何度も止ま...

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実はメジロが好きでして

 カワセミが好きとか、ハヤブサが好きとかいう話はよく聞く。どちらも勇ましさがあり、可愛らしさも持ち合わせているところが素晴らしい。 また普段あまり見ない鳥、最近ではマヒワとか、ベニマシコとか、キクイタダキとか、好き嫌いは別として希少性があるのでそれを話題にしたり、一時的に夢中になるのは良く理解できる。 ただ普通にいる鳥、たとえばシジュウカラやヤマガラなど、野鳥愛好家を自認する人でも割と平然と無視し...

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公園のカワセミ ~TSUBAKI編

TSUBAKIが公園で撮影したカワセミの写真をまとめます。水浴びも絵になるカワセミです。 この写真を撮った時の様子は、私も隣にいたのでよく憶えています。カワセミは飛び込んだ後、真っ直ぐこちらに向かって飛んで来ました。そしてすぐ目の前の木に止まった時はビックリしました。 対岸には大勢のカメラマンがいたので、カワセミを逃がさないようにヒヤヒヤしながらシャッターを切りました。(椿 撮影)...

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冬の黄色はマヒワ

 冬鳥のなかでもマヒワは体の部位を黄色がをしめる量が多い。さらに雄は雌よりも全体に黄色が濃くて、頭部と喉の辺りが黒い。雌雄の区別はつけやすい。飛んでいると、黒っぽい翼の中に鮮やかな黄色が目立つ。飛び方は羽ばたいては翼を体につける波状飛行。スズメよりも小さく、高木の上にいるとキクイタダキと見分けがつきにくいが、マヒワは尾がきれいに二股にわかれた魚尾型、群れの頭数も多い。 平地よりも早く実を付ける山間...

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鴨川の住人

 平安時代後期、権勢を欲しい儘にしていた白河上皇が、自分の意のままにならないものを3つ上げていた。『加茂川の水、双六の賽、山法師』 サイコロと僧兵は置くとして、鴨川の治水が昔から如何に難しい課題だったかを物語る。令和になった現在でも、鴨川では、いまだにどこかで工事をしている。護岸を整備して、住みよい環境を確保するのも一つだが、川底を洗って水の流れを確保するのも大事な工事になっている。ただ悲しいかな...

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馴れてきたのか・・・

 川に出ると水門の上にメスのカワセミがいるのを発見。証拠写真は撮ったものの、もたもたするうちに逃げられてしまった。続いて中州の茂みに留まるカワセミを発見。今度はオスのようだった。カワセミは川面へ飛び出すとしばらく水面を飛んだあとゆっくり上昇していった。しかしここでカワセミを見失ってしまった。辺りを見回すと少し離れたところでホバリングをしていた。あわてていたためマニュアルフォーカスに切替られず、その...

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鴨川の終点

 京都の北、桟敷ケ岳付近から始まる鴨川は、延々23㎞も京都市内を突き抜けて、伏見の羽束師橋で桂川と合流してその名を終える。そしてそこからおよそ8㎞ほど南に下って、宇治川、木津川と合流し、名前を淀川と変えて大阪に至る。(四条大橋付近の鴨川) 普段、良く探鳥に訪れる鴨川は、北は植物園がある北山大橋ぐらいまで、南は国道1号線と交差する鳥羽大橋までで、その間を自転車で行ったり来たりしている。 四条辺りの鴨川は...

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甘くない出会い

 この日は好いお天気だったので、思い切って鴨川の終点、羽束師橋まで自転車を飛ばした。広々とした景色の中を自転車で駆け抜けて、実に気分の好いサイクリングだったが、護岸工事で岸辺に降りられず、探鳥の方はさっぱりだった。 その帰り道、大きな灌木にカワセミが留まっているのを見つけた。このカワセミ、餌取りに夢中になっているのか、近くに寄っても逃げない。川のカワセミにしては珍しい鳥だった。こちらを気にせずに何...

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イワツバメの不思議

 2月23日、鴨川に沢山のイワツバメがいた。19日に見たのが最後だったので、4日ぶりの再会だった。ただ前回見た鳥たちと同じなのか、渡りの第2陣なのか正直分からなかった。 イワツバメでいつも不思議に思うのは、1、2羽川面で見かけたと思っていると、じわじわと短時間で数が増えていくことだ。さっきまでいなかったはずなのに、湧き出てきたように数が増える。カモ類なら数十羽の集団で、どっと移動してくるのでわかりやすい...

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カワセミ備忘録0219-20

 ブログにきっちりその日の出来事を記録できれば良いのだけれど、大体その時一番気になったことを中心に話をまとめてしまうので、どうしても掲載モレの写真が出てくる。あとで整理しようにも、最近は毎日、川へ出掛けているせいか、何が何だか良く分からなくなってきた。ご購読いただいてる皆さまには何の話だか良く分からないと思いますが、あとあとの探鳥活動のために備忘録シリーズとして掲載させて下さい。10年以上ぶりに七条...

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ホオアカ

 鴨川下流域の葦原に3羽のホオアカがいる。3羽はたいてい同じ場所にほぼ等間隔でアシの先にとまっている。生い茂った葦はホオアカの体を隠すのにちょうどいい。 この場所ではスズメ・ホオジロ・モズも見かける。「チチッ、チョ チチッ チョ・・・」の鳴き声にペダルがとまる。最初はスズメかとも思ったが、少しばかり大きい。ホオジロによく似ているが、ホオジロの頬は白く尾が長い。その静かなたたずまいは別物だとすぐ気づく...

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公園のカワセミ

 先日、公園に行って最初にカワセミを見つけた時は、茂みの中で休憩の真最中だった。聞いたところでは、何匹も魚を獲った後で、2時間は休憩するだろうとのこと。一旦、カワセミ撮影をあきらめたが、そのお陰でこの後クロジに再会出来た。 この日のカワセミは、ギャラリーを引き連れているのはいつも通りだったが、変わらず元気そうに飛び回っていた。ああ惜しい! もう10cmズレてたらスーパーショットだったのに。その後、...

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春の声~早春の草花展とシャドーボックス

 昨日は、午前中カワセミの出が悪かったので植物園に行っていた。園では春にちなんで2つのイベントが開かれていた。その一つ『早春の草花展』は毎年恒例となっていて、2~3月頃に開かれている。中央の広場に特設のビニールハウスを建てて、チューリップ等の春の代表的な花々が展示されていた。すぐき菜やカリフラワーと言った野菜の花も展示されていた。 早春の草花展の開催日程は、2月13日(土曜)から3月14日(日曜)までな...

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クロジと再会

 クロジは本州中部以西は冬鳥(秋に渡来して冬を越し、春に去る渡り鳥)としてやってくる。クロジのオスは体の全体が暗い灰色、メスは黒っぽい茶色をしている。クロジの名前は、この体の色から付けられたそうだ。  いつもうす暗いところを好み、草の茂みの中を動き回っている。木の枝にはなかなかとまってくれない。たまに園道にも出てくるが、危険を感じるとすぐに茂みの中に隠れてしまう、とても用心深い鳥だ。主に草木の種を...

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Blackbird

    鴨川を散策していると七条大橋の橋脚に黒い鳥が留まっているのを見つけた。その鳥は純粋な黒と言うよりは、メタリックな輝きをまとっているように見えた。『何だこの鳥は・・・、変な鳥だ。そうだ、イソヒヨドリのメスに違いない。たぶん・・・そうだ・・・。』思考の揺らぎが心の動揺を生んだせいか、黒い鳥が橋のトンネルの中をヒラヒラと飛ぶ様に不思議な感動を憶えた。 ビートルズの好きな曲の一つ『BlackBird』がある...

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川のカワセミたち

 前回、カワセミの羽の色の事だけ書いてしまったので、今回はカワセミたちの様子をまとめます。 大きな橋にほど近いところに現れたカワセミは、いったん対岸に離れた後、岸辺を飛び出すと、ホバリングして魚をゲットします。後は近くの橋脚上がってエサ取りを続けたようですが、こちらからは見えない場所でした。 上流(北部)に向かうとメスと思しきカワセミを発見しますが、これも見えない茂みに逃げ込まれてしまい以後の様子...

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ユリカモメがいない!?

 一週間前まで、正面橋と五条大橋の間で見ていたユリカモメがいない。 60羽あまりが群れで日中過ごしていたはずの、浅く穏やかな川辺の光景はどこにいったのだ。高野川まで自転車を走らせたが、七條大橋の上で6羽見たのみ。これは河川工事が進んでるためか、鴨川の餌が減ったのか・・・?(2月11日 1週間前の様子) 帰宅してネット検索してみると、2月頃になると、多くのユリカモメが大阪湾で湧くイカナゴにひきつけられて移動...

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カワセミの碧さ

 この日はイワツバメの登場に驚かされたが、カワセミの美しさを改めて思い出させてくれた日でもあった。 ぼんやり岸辺を眺めながら、自転車を走らせていると、青とオレンジの色彩が強烈に目に飛び込んできた。寒い日だったが、この時は晴れ間がのぞいて明るい陽射しが溢れていた。こんなお天気のカワセミは、保護色という言葉を笑い飛ばしたくなるほどに、鮮やかさが目に突き刺さってくる。 カワセミの羽根の色は、『構造色』だ...

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イワツバメがやって来た!

 いつものように川へ出かけた。この日は、晴れ間ものぞくが妙に寒い。時々、粉雪も舞っている。そんな中、河辺を散策していると、やけに速いスピードで飛び回る鳥がいた。 すぐにツバメだとわかったが、今日は2月18日。えらく寒い時にやって来たなと思っていると、鳥の形がどうも違う。模様もコシアカツバメっぽいが赤いところがない。尾羽もツバメにすれば短くてズングリしている。色も白黒のツートンカラーだ。顎のあたりが赤...

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消された飛翔(後編)

(前回までのblog) さらに進むと灌木に止まるカワセミを見つけた。カワセミはじっと川面を見つめている。餌取りのようだ。飛込みか、ホバリングか・・・ カメラを握る手に力が入る。 やがてカワセミは高くホバリングをはじめた。カメラで向けてシャッターを切るが、ピントが合わせられず撮れた写真は隣家の屋根だけだった、情けない・・・。ただカワセミも飛込みはせず灌木に戻ってきた。 すると今度は急にカワセミは下へ向か...

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消された飛翔(前編)

 昨日は雨で探鳥はお休み、この日は曇りだったが勇んで川へ出かけた。すると、いきなり護岸に留まるカワセミを見つけた。すでに魚を咥えている。それもかなり大きな魚だった。 随分打ち付けたのか魚はピクリとも動かない。だが、カワセミも飲み込むことも出来ずじっとしているようだった。ただ眺めるようにシャッターを切った。そのうちカワセミは、こちらに嫌気がさしたのか、魚を咥えたまま飛び去って行った。 飛び込み前後の...

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キクイタダキ

 鳥の名前の由来を調べるのもおもしろく、室町時代に”キクイタダキ”と呼ばれるようになったという。頭に小菊のような羽毛ををのせたように見えるから菊戴と、では平安時代はというと”まつむしり”と呼ばれていたそうだ。松の葉の前でホバリングしながら虫をとる姿が葉をむしるように見えたからだろう。 キクイタダキはガの幼虫や昆虫やクモをたべるそうだ。小さくて軽いため力が入らず、他の鳥のようにクチバシで餌を摘み取るよう...

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日曜日のカワセミ

 この日は日曜日、二日続けての快晴で河原には強い陽射しがあふれていた。脇の遊歩道では、どこかの学校の記録会が行われていて、一生懸命走る子供たちや、それを見守る指導員、父兄たちが大勢いた。そのグループとは別に、マスクとサングラス・帽子で身を固めて黙々と走る若者や、のんびり散歩する家族連れや老人たちもいた。平日は静かなこの場所も、休日になると様子を変える。 カワセミがよく居る橋桁付近も人があふれ、残念...

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朱い実を食べるジョウビタキ

 生態園の枯葉を落とした冬景色、高さ1M余りの枯れたツルに朱色の小さな実がたくさんぶら下がっています。そこにジョウビタキが飛んできて柔軟に体を動かして実を食べていました。 ジョウビタキは冬の間、自分の食べ物を維持するために1羽づつ縄張りを持ちます。秋冬は木の実をよく食べていて、その実のなるとこに足を運べばお目当ての鳥にあうことができます。園の豊富な赤い実、ツリバナ・ニシキギ・トキワサンザシ・ヒヨドリ...

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カワセミに学ぶ

 最近、少しづつだがカワセミを見つけるのに時間が掛かるようになってきた。以前よりも鳴き声も聞こえなくなったようにも感じる。その原因は、カワセミたちがカップリングの準備に勤しんで、どこかに身を潜めているのではないかと勝手に想像している。もっとも黒スズメに気を取られて、見落としているだけかもしれないが・・・。 この日カワセミを見つけたのは、探鳥を開始してから2時間以上たってからだった。あきらめて帰りか...

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黒スズメ再び

川へ出かけると再び黒いスズメに出会った。画面右上が黒いスズメ。普通のスズメたちと一緒にいる。よく見ると、他にも黒っぽいスズメが混じっている。アップで見ると、どうも健康そうに見えない。それに先日見たやつはもっと頭が黒光りしていたように思う。見ているうちに段々と良く分からなくなってきた。そのうち誰かに言われそうな気がしてきた。『スズメって、元々黒いじゃないですか、知らなかったんですか?』えーと、そうで...

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ハチジョウツグミ

 ハチジョウ島で昔捕獲されたからハチジョウツグミになったという話もあるが、ハチジョウと言えば40年位前にススキを植えて荒れていた営巣地の地面を安定させ、アホウドリの絶滅を救ったハチジョウススキの話は実話だ。 桜園に東池のほうからひっそりと脇をすり抜けて低空飛行で飛んできて着地した。後ろに目があるかのような警戒ぶりで、最初は後ろ姿しか見せてくれず、木陰ではシロハラかマミチャジナイかとおもえたが、明るい...

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鴨川のカワセミたち

 鴨川のカワセミたちは相変わらず居場所がはっきりしない。およその見当をつけて探鳥してるが、外すことの方が多い。広い縄張りを自由に行き来しているようで、数日続けて同じ餌場にいることがほとんどない。 でもゆっくり自転車を走らせていると、不意にカワセミに出くわすことも、また多いので、『ポケモン探し』をやってるつもりで散策をする。 分からないからこそ、岸辺からホバしたり、灌木からダイビングしたりする様子に...

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キセキレイが飛び跳ねる理由

 キセキレイは、セグロセキレイやハクセキレイと同じセキレイの仲間で、レモン色の腹部が美しい。同じ川でも上流にいることが多い鳥だが、最近1羽だけ鴨川の下流に居ついている個体がいる。多分、寒さが堪える冬場なので下ってきているのかなと思ったりする。キセキレイは、カワセミ等と違い直線ではなく波状に飛ぶ。いつになく激しく跳ねるように飛んでいたので撮影してみた。現場では分からなかったが、写真をよく見ると口を開...

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カワセミ撮影会

 この日は、2週間ぶりに公園へ行った。ここには今や人気アイドルとなったカワセミがいる。休日ともなれば20人前後のカメラマンを引き連れて、園内に複数ある池を飛び回っている。 でも1羽の鳥を大勢の大人の人間が追いかける姿は、正直、少し異様な感じもした。まるでアイドルの撮影会だ。もっとも自分もそれに参加している一人なのだが・・・とは言え、順光の太陽の光を浴びた時のカワセミはとても美しい。この姿に魅了されて...

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いそしぎ

 1965年のアメリカ映画『いそしぎ』をご存じだろうか?エリザベス・テイラー、リチャード・バートンが主演のドラマで、子持ちの女流画家と妻子持ちの学校長の恋愛劇だそうだ。そう聞いただけで映画の内容には何の興味もないが、音楽は別だった。 昔は映画のテーマ曲がラジオや喫茶店のBGMとしてよく流れていた。イージーリスニングやムード音楽といったジャンルが流行っていたので、映画を見ていなくてもメロディーだけは頭に浮...

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Small Is Beautiful

 ここのところカワセミの大きな画像が中々撮れない。川には結構カワセミがいるが、接近すると逃げるので距離を置いて撮影をしている。結果、画像も小さくなる。当たり前と言えば当たり前の話だが。 ただ不思議なものでこの小さな画像でも、慣れてくるとそれなりに可愛く思えたりする。ピントが合って目や羽先が綺麗に見えるととても嬉しくなってしまう。 高度成長期に『大きいことは好いことだ』と聞かされて育った人間なので、...

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茂みのカワセミ

川へ出かけると、岸辺の枯れた葦の茂みに止まるカワセミを見つけた。しばらく待っていると、不意に真下に飛び込んで魚を咥えたまま飛び去ってしまった。手前に飛び込まれると茂みで見えない。ちょっと残念。先へ進むと先日、何度もエサ取りをしたカワセミに再開した。この日は前よりは少ないものの10回ぐらいは飛び込んでいた。(哲 2/7撮影)...

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ツグミ

 去年渡ってきたツグミを見たのは11月中頃だった。土手に生えている高木のてっぺんに集団でとまっていた。一羽が川に向かって舞い降りると、後続が遅れまいと川渕に向かって団子のように並んで着地する。渡りの疲れをいやすように、のんびりと水を飲んだり、水浴びをしたり。小休止が終わるとまた高木めざして集団で飛んでいく。その頃は土手のナンキンハゼの実を集団で食べる姿をよく目にした。木の下を自転車で通るたび一斉に飛...

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謎の黒スズメ

 今日も河原で探鳥していると、黒い鳥を見つけた。もしかしてクロジかな、と思ったが何か違う。スズメと一緒に行動しているようだが、大きさはスズメより一回り大きく感じた。顔の頬のあたりが、やはりスズメによく似ている。全体的に黒いが、背中の模様もスズメによく似ている。が、お腹辺りは普通のスズメよりかなり黒っぽい。近くで工事をやっているので、コールタールにでも突っ込んだのだろうと現場では考えた。そう言えば、...

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いいお天気でカワセミは・・・

この日は快晴、青空が澄み渡る。土曜日なので川辺の道をジョギングをする人たちも多い。 得てしてこんな日は鳥の出が悪かったりするが、この日は川に出てから1時間ぐらいしてようやくカワセミに出会えた。 岸辺から飛び出して高い位置でホバリング。ホバ好きの自分としては、たまらない瞬間だ。その後も、岸辺から何度か飛び込んでエサ取りを繰り返した。別の場所ではメスがエサ取り。綺麗な飛込みを見せてくれた。ホバリングも...

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岸辺のネイチャー・ボーイ

 白い羽毛をまとって美しい姿をしているが、サギの仲間は意外に気性が荒い。この日は何が原因か分からないが、河原でコサギが争っていた。2羽はもつれ合うようにジャンプしていたが、一羽がジャンピング・ニー・バットを放ち、ぐいぐいと相手を地面に押し付けた。相手はたまらずそれを振りほどくと、後ろに下がった勢いを利用してドロップキックを放つ。しかしバランスを崩したとたん、もう一羽は高く舞い上がり、鋭い跳び蹴りを...

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丘に上がったアメリカヒドリ

川に出ると、ヒドリガモの大きな群れの中にアメリカヒドリを見つけた。2週間ぶりの再会だったが、今まで見過ごしていただけなのかも知れない。 と、眺めているうち、群れで岸辺に上がってきた。自分たち以外ほとんど人がいないので気にしていないのか、覚束ない足取りでよたよたと歩道を歩き、草を食んでいる。 アメリカヒドリはシンプルな彩りだなと感心しつつ、よく見ると、ヒドリガモとは頭以外はさほど違わないようにも思え...

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BIRD TREK

鴨川、そこはいつものフロンティア。そこには想像を絶する新しい生命、新しい野鳥が待ち受けているにちがいない。これは20回もの連続飛込みをしたカワセミの驚異にみちた物語である。探鳥日誌、地球歴20210205。とある橋脚に1羽のメスのカワセミを発見。川面を眺める様子から、どうやらエサ取りをするらしい。 待つこと20分、カワセミはペリットを吐くと遠くへ飛び去ってしまった。何てことだ。だが冒険の始まりは得てしてこんな...

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モズの一睨

 河原へ出かけるとよくモズを見かける。捕らえた獲物を枝等に突き刺す『はやにえ』をすることで知られる小さな猛禽だ。 割と敏感な鳥で、人が近づくだけでは必ずしも逃げないが、カメラを向けたり注目されているのを感じるとすぐに逃げるように思う。 この日も河原の草むらで見つけたのでカメラを向けてみた。きっと飛び去るだろうと思っていたら、意外にもこっちに向かってきた。 モズにこちらが喰われることはないが、もし小...

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カワセミ・コミュニケーション

 カワセミに出会うとなるべく声をかけるようにしている。もちろんカワセミと親しくなるためだ。効果のほどは定かでないが、カワセミが生物である限り何らかのコミュニケーションが取れるのではないかと思っている。 河原に出かけるとカワセミがいた。「いやあ、ごきけんよう。今日は元気かな」と声をかける。「へっ」とカワセミが無表情に答えた気がした。お腹を地面につけて休憩モードか、どうもフテくされた表情にしか見えない...

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ミサゴ

 鴨川下流域で鴨の群れを見ながら護岸を遠移動していると、上空をトビほどの大きさだが羽の形が違う鳥が。そばを飛んでいるトビより飛び方がスマートで、大きく楕円を描くように北から南に移動している。近づいたときにシャッターを切ると、体の下面が白っぽいタカの仲間ミサゴの雄だった(ミサゴメスは胸にある褐色の帯がオスよりも太く色が濃い)。だんだん南に遠ざかり小さくなったので北に向かって歩いていると、後ろで「バシ...

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キクイタダキ

 エナガの群れが飛んできて、にぎやかに枝移りを繰り返す。続いてメジロやシジュウカラ、ヤマガラやヒガラ、その後にキクイタダキが混ざっていることがある。冬、他の種類の鳥と群れるのは「混群」と呼ばれ、共同の天敵に対抗するために行うそうだ。どの鳥もあちらの木からこちらの木へと飛び移ったりぶら下がったり、木をつついたり、地面に降りたり。木は葉を落とし、簡単には虫も探せないため冬のエサ探しは過酷らしい。エナガ...

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少し大きく撮れたホバリング

ホバリングするカワセミ 今日も懲りずに川へ探鳥に行ってきた。空はどんよりとして怪しい感じ。いつ雨が降り出してもおかしくなさそうだった。  昨日のポイントでカワセミに出会うが、すぐに逃げられる。「大分嫌われてるな・・・」無駄な追いかけっこを繰り返しても仕方がないので、移動することにした。 上流に向かうと廃材に止まるカワセミを発見。機嫌よくエサ取りを続けているようだった。するとカワセミが急に勢いよく川...

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ミニホバ・コレクション

 ここ数日寒い日が続くが、今日も川でカワセミ撮影をした。相変わらず近くには止まってくれず、遠くからの撮影だったが、岸壁に現れた1羽が何度かホバリングをしてくれた。AFも試みるが、小さすぎて合わない。フォーカスをマニュアルに切替て撮影した。ファインダーでは、ほとんど点にしか見えないが、何となくピントの山は感じる。それなりにピントも合ってきたので、段々と楽しくなってきた。あまりに小さい画像なので、何か箱...

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ホオジロの背中

ホオジロ 今日のカワセミは、低い茂みに身を隠しながらエサ取りをしていた。ふと目を離したスキに飛び込んで、小さな魚を平らげていた。 今度は鉄柱に止まるカワセミを発見。じっと水面を見つめて魚を狙っているようだ。ふいに飛び込んで、再び同じ場所に戻る。 河原を移動していると、小さな鳥を発見。寒さのせいか丸くちぢこまっているようで、スズメっぽい背中に見えたが、顔を見るとホオジロだった。 今度はホオアカ。こち...

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カワセミ以外の鴨川事情

 最近はカワセミの記事ばかりだったので、それ以外の野鳥をまとめました。ハシビロガモ 個人的にはかなり珍しいと思っていたが、獣医のM先生や他のベテランカメラマン諸氏に聞くと、非常に珍しいわけではないが、そこそこ珍しいらしい。カワアイサM先生の影響で最近注目しているカワアイサ。カモ類の板歯について記事を書いてやろうと思っているが、どうまとめるか・・・、あんまり口を開けないし。オカヨシガモ最近、意識し始め...

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小さな魚が好き

 このカワセミ、この日は堰からエサ取りに飛び込んでいた。 小さな魚が好みのようで、何度も飛込みを繰り返す。こちらにすればありがたい話だが、お腹が膨れないのではと少し心配になる。その後、工事現場に飛んで行ったり、下流に飛んで行ったりとせわしなく活動していた。 一応魚か何かを咥えているようだが、小さすぎてよく分からない。 こちらも追いかけるのもほどほどにして退散した。(哲)...

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