京都カワセミクラブblog

京都で野鳥や街の写真を撮っています。

紅白の曼珠沙華

M5200569_0923.jpg

 お彼岸のこの時期、植物園のあちらこちらに曼珠沙華(マンジュシャゲ、別名:ヒガンバナ)が咲いていました。

M5200188_0923.jpg

 美しい花ですが、少し不気味なイメージもある曼殊沙華。元々、曼殊沙華とはサンスクリット語で天界に咲く花という意味があって、縁起の良い花とされているそうです。

M5200299_0923.jpg

 とは言え天界と言えば、神様の世界なので、人間的にはあの世の事になります。世界的に見ても曼殊沙華は神秘的な花になるのでしょうね。

M5200585_0923.jpg

 園内の一角で、白い曼殊沙華を見かけました。
こんな品種があるとは知らなかったので、少し驚きました。

M5200512_0923.jpg

 後で調べると、白花彼岸花、白花曼殊沙華という名前があって、学名もLycoris albifloraと言うそうです。

M5200546_0923.jpg

 はじめ白く見えましたが、よく見ると淡い黄色をしています。なかには淡いサーモンピンクの花もありました。

M5200501_0923.jpg

 紅白で存在しているのですから、やはり曼殊沙華は、おめでたい花なのでしょう。
 そう言えば、お祝いの水引に見えなくもありません。

(哲、椿 9/23 撮影)